「悔しいデビュー戦」 ヘンク伊東、バー直撃ループシュート&黒星スタートに胸中吐露

ELスラビア・プラハ戦で欧州デビューを飾った伊東【写真:AP】
ELスラビア・プラハ戦で欧州デビューを飾った伊東【写真:AP】

EL32強スラビア・プラハとの第2戦で欧州デビュー 試合終了間際にはバー直撃ループシュート

 ベルギー1部ヘンクは現地時間21日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32の第2戦でスラビア・プラハ(チェコ)と対戦し、今冬に移籍した日本代表MF伊東純也が先発出場で欧州デビューを飾った。しかし、伊東は終了間際に放ったループシュートがクロスバーに阻まれ、チームも2戦合計スコア1-4で16強進出ならず。試合後に更新した自身のインスタグラムで、「悔しいデビュー戦」と思いを綴っている。

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 アジアカップを終えた今月2日、伊東の柏レイソルからヘンクへの期限付き移籍が決定。ヘンクもクラブ公式サイトを通じてレンタル期間は1年半、買い取りオプション付きだと発表した。

 ヘンクはELラウンド32でスラビア・プラハと対戦。敵地での第1戦を0-0で終えたなか、21日の第2戦で伊東は右ウイングとしてスタメン起用され、待望の欧州デビューを飾った。試合は前半10分にホームのヘンクが幸先良く先制したが、同23分に失点して1-1で後半へ。後半8分に勝ち越しを許すと、その後はスラビア・プラハのチェコ代表FWミラン・シュコダに5分間で2ゴールを奪われ、1-4とビハインドを背負ってしまった。

 敗戦濃厚となった後半45分、最終ラインからのスルーパスに対し、自慢のスピードを生かして裏のスペースに抜け出した伊東は、相手マーカーを弾き飛ばしてそのままドリブルでペナルティーエリア内に侵入。GKの位置を見極めて右足でボールを浮かせて絶妙なループシュートを放ったが、クロスバーを直撃して惜しくもゴールならず。試合は1-4でタイムアップを迎え、ラウンド32敗退が決まった。

 スラビア・プラハは公式サイトのテキスト速報で、伊東のループシュートのシーンを「イトウのGKをかわす印象的なショット。しかし、クロスバーを直撃した」と描写。対戦相手にもインパクトを残したことを窺わせていたが、本人にとっては決して納得のいく出来ではなかったようだ。

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