アヤックス関心報道の堂安、オランダ誌も20歳レフティーの「国際的な影響度」を分析
オランダの強豪アヤックスがCLの試合に招待したと報じられ、世界的注目がアップ
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、オランダ紙「テレグラフ」がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合に招待されていたと報道。エールディビジ屈指の名門から大きな注目を浴びていることが判明したが、地元専門誌の「ELFVOETBAL」でも堂安の特集を掲載している。
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今季のフローニンゲンは降格圏から脱出しつつあり、22試合終了時点で9位につけている。そのなかで、「堂安律はフローニンゲンのファンにより一層の印象を与え、そしてアヤックスからの関心も伝えられている」と要注目の存在になったことを伝えている。
「フランス代表FWキリアン・ムバッペ、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、そして堂安律。堂安は若手版バロンドールのコパ・トロフィーの最終候補に指名された。当然ムバッペがその賞を獲得したが、最高の才能のリストに堂安が挙がったことは十分に説明されることだろう」
記事では、コパ賞の候補に挙がったことについても触れ、これまでの日本人サッカー選手とエールディビジで活躍した選手を列記してこのようにも伝えている。
「堂安は日本の先人たちの足跡をたどっている。例えば吉田麻也(現サウサンプトン)、宮市亮(現ザンクト・パウリ)、小野伸二(現北海道コンサドーレ札幌)がエールディビジで実績を残し、その中でナンバーワンだったのは本田圭佑(現メルボルン・ビクトリー)だ。彼は2008年にVVVフェンロに移籍金なしで加入し、2年後に600万ユーロ(約7億2000万円)以下でCSKAモスクワへと渡った」
本田や吉田ら日本代表で実績を残した面々に触れるとともに、「エールディビジで成功した日本人選手と、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスやオランダ代表MFアリエン・ロッベンがブレイクしたクラブの間を踏まえて、フローニンゲンの堂安を選ぶには十分である」ともしている。
また、「これまで日本の忠実なフットボールファンは、彼らの成長を見るために何度かオランダ国内への長期旅行に来てくれる」と日本人ファン獲得も計算に入れられることに触れている。「アヤックスがターゲットとした堂安律の国際的な影響度」とタイトルで記された通り、注目度が上がってきた堂安がオランダ伝統の赤と白のユニフォームに袖を通す日は近いのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)