「目を開け!」 チェルシーサポーターがサッリ監督に18歳FWの起用を要求
バイエルンからオファーを受けたハドソン=オドイ、マルメ戦のダメ押し弾にファン歓喜
解任が近いと噂されるチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督だが、21日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)で勝利したにもかかわらず、その評判はさらに落ちたかもしれない。3-0で勝利した試合の3点目を決めたのは、U-19イングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイ。冬の移籍市場でドイツのバイエルン・ミュンヘンから4度のオファーを受けた新星がゴールを決め、ファンによる指揮官の評判は下がっている。イギリス「football.london」が報じた。
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今冬、チェルシーのアカデミー出身のハドソン=オドイは、バイエルンからオファーを受けた。バイエルンは背番号10を用意し、チェルシーに4度のオファーを送ったとされる。その4度目のオファーは移籍金3500万ポンド(約50億円)と報じられており、10代の選手の移籍金としては破格のものだ。
ハドソン=オドイも出場機会を求め、バイエルンへの移籍を志願。しかし、チェルシーのフロントは彼の放出に応じず、2020年夏まで契約の残る彼をチームに残留させた。
迎えた21日のELラウンド32のマルメFFとの第2戦、先発出場したハドソン=オドイは後半39分、左サイドのブラジル代表MFウィリアンから、サイドチェンジをペナルティーエリアのすぐ外で受けると、ドリブルでゴール前に仕掛けて独力でゴールを揺らして見せた。
8歳からチェルシーの下部組織で育った逸材の活躍に、ホームのスタンフォード・ブリッジの観客は歓喜。同時に、十分な出場機会を与えていないサッリ監督に対しての批判が強まることとなった。
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