ナポリDFクリバリの代理人、禁断のユーベ移籍報道に否定的 「裏切るとは思えない」
“禁断の移籍”が報じられたセネガル代表クリバリ 代理人はナポリとの良好な関係を指摘
ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは、今や世界最高のDFの1人としてその名が挙げられる。多くのビッグクラブが彼の獲得を目指しているとされ、移籍市場の到来とともに、プレミアリーグのクラブへの移籍が噂される。英衛星放送「スカイスポーツ」は、クリバリの代理人がイタリアのラジオ番組で発言した内容を報じている。
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クリバリ自身は、最近の報道で他クラブから興味を持たれていることを喜んでいた。だが、イタリアのラジオ番組「キスキス」に登場した彼の代理人であるブルーノ・サティン氏は、ナポリと対戦することが多くなるセリエAのライバルには移籍しないだろうという見解を述べている。
「クリバリがユベントスへ? 彼はナポリととても良い関係を築けている。クラブだけにとどまらず、街そのものとね。そんな彼が、ユベントスへ行くような裏切りをするとは思えない。ただ、彼らがプロのサッカー選手であることだけは、忘れないようにしよう」
ナポリとユベントスの本拠地があるトリノは、歴史的にも敵対関係にある。特に、より貧しかったナポリの人々は、トリノの人々に軽視され続けてきた。そのため、ナポリの選手がユベントスへ移籍をすることは、“禁断の移籍”となっている。
クリバリがナポリの人々を裏切る意思がないとしつつも、サティン氏は条件次第でその移籍が起こりえる可能性を完全には否定できなかった。
「重要な舞台でプレーするチャンスがあるのならば、話し合いには応じるだろう。いくら私が、彼がナポリと近い関係にあると言い続けてもね」
今季、公式戦31試合に出場しているクリバリは、ナポリとの契約が4年残っている。現在、ナポリはセリエAで2位につけているが、首位を走るユベントスとの勝ち点差は13と、優勝に向けて厳しい状況だ。かつてアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、補強が行われないことを理由に禁断の移籍を果たしたが、クリバリは代理人の言葉どおりにナポリの地でキャリアを過ごすのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)