決定力不足の日本を救う存在

　そして、5番手に南野が登場する。
　寸評では「日本は常に決定力不足で批判を集めているが、新シーズンの序盤でバヒド・ハリルホジッチ監督にとって前途有望な兆候が存在している。ヨシノリ・ムトウはマインツでブンデスリーガでのキャリアを勇気付けるスタートを切っているが、ボスニア人監督はオーストリアのザルツブルクで素晴らしい決定力を示しているミナミノに対して初のA代表招集で報いた」と伝えた。
　今季FC東京からマインツに移籍し、結果を出している武藤も評価する一方で、A代表デビューの待たれる南野をピックアップしている。南野が1月にザルツブルク移籍後の活躍を紹介しながらも、「スピードあふれるウインガーと攻撃的MFを兼務し、正確なタッチと切れ味鋭いシュートが武器。彼はポテンシャルを満たし始めている」と絶賛している。
　上記5人は、今回のインターナショナルブレークで初招集となる。世界注目の若手五傑に選ばれた南野に代表デビューのチャンスは訪れるだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images