アトレチコFWモラタ、得点取り消しのVAR判定に異議 「キエッリーニは飛んで行った」
キエッリーニのプレーは守備陣の“VAR攻略法”となる可能性も秘めるが…
モラタはこう語り、キエッリーニの“ダイブ”を主張した。VARではスロー映像やストップモーションも多用されるため、手をかけた事実は明らかになるものの、その力加減やスピード感が伝わりづらいことは起こり得る。モラタのプレーに関して言えば、大きな力をかけていなかったとしても、キエッリーニの倒れるタイミングと勢いからモラタのプッシングが強いものだったと見えるのが現実だろう。
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その意味では、キエッリーニの“演技賞”になる可能性もあるが、VAR導入後もゴール前での駆け引きの熾烈さは変わらない。このキエッリーニのプレーは、ある意味では守備陣の“VAR攻略法”として定着する可能性も秘めている。
アトレチコがその後に2点を奪って勝利しただけに試合の行方を強烈に左右する判定ではなくなったが、今後に佳境を迎える欧州最高峰の戦いでは、こうしたゴール前の駆け引きとVARの関係性もクローズアップされていくことになりそうだ。