鹿島加入内定の東京五輪世代FW上田綺世 ストライカーとして参考にする選手は?
「ファルカオ選手は相手の隙をついて点を決める選手。そこに魅力を感じている」
「得点に対する姿勢・嗅覚は負けたくない」と話す上田が参考にしている選手は誰か。20歳のストライカーは、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)の名前を挙げる。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「ファルカオ選手は決して華やかなプレーではなくて、貪欲に1タッチ、2タッチでゴールを決める。相手の隙をついて点を決める選手。僕はそこに魅力を感じています」
近年は、巧みなドリブルとシュート力でゴールを量産するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)や、強さと“飛び道具”を兼ね備えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが世界を席巻してきたが、ファルカオを選ぶところに上田のストライカーとしてのこだわりとプライドが垣間見える。
「今はドリブルができて、強くて速い、シュートも上手い選手が目立ちがち。でも、僕はファルカオ選手のさぼり方だったり、相手のディフェンスから消える動きはFWにとって大事なことだと思っています。ビルドアップに絡む場面はそんなにないんですが、最後のフィニッシュの部分にスッと出てきて、結果を残す。そういう部分に惹かれているので、ファルカオ選手のプレーを見ながら“鋭さ”を磨いていきたいです」
FW柳沢敦、FW興梠慎三(現・浦和レッズ)、FW大迫勇也(ブレーメン)ら日本代表ストライカーを輩出してきた鹿島が、上田という原石をどのように磨き上げるか、大きな注目が集まる。
[ftp_del]
>>【PR】元浦和の鈴木啓太氏が2018年Jリーグを総括 DAZNで広がる「観る側の面白さ」
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)