「守備陣を無力化」 シティ守護神、50m決勝アシストに海外驚愕「非常に美しく精巧」
エデルソンがロングフィードからスターリングの決勝弾をアシストして逆転勝利に貢献
マンチェスター・シティは現地時間20日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1レグでシャルケ相手に3-2と逆転勝利を収めた。後半45分に決勝ゴールが生まれる劇的な幕切れとなったが、その起点となったのがブラジル代表GKエデルソンだった。守護神の絶妙なロングフィードに海外メディアも称賛を送っている。
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敵地に乗り込んだシティは前半18分にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロのゴールで幸先良く先制するも、前半38分、45分と立て続けに与えたPKを決められてしまう。さらに後半23分にアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディが2枚目のイエローカードで退場処分となり数的劣勢を強いられるが、同40分に途中出場のドイツ代表MFレロイ・サネが約28メートルの直接FK弾を決めてスコアをタイに戻した。
そして迎えた後半45分だった。ペナルティーエリア外でバックパスを受けたエデルソンは左足を一閃。低弾道のロングフィードは右サイドに抜け出したイングランド代表MFラヒーム・スターリングに渡り、スターリングが飛び出してきた相手GKの脇を抜く決勝弾をゴール左に突き刺して勝負あり。シティが劇的な逆転勝利を飾った。
エデルソンの決勝アシストを受け、UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイトは「エデルソンの非常に美しく精巧なパスがアシストに」と称賛。ポルトガル紙「A BOLA」は「エデルソンが守備陣を無力化し試合を終わらせた。50メートルのアシストによって」と伝えている。
PK2本で失点を喫したエデルソンだが、勝利とアウェーゴール3つというこれ以上ない手土産をホームに持ち帰ることに大きく貢献した。
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