自らの哲学を貫いた本田 ミラン痛烈批判は「本田が本田であるために」

「シリアにいいサッカーをして勝つ」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、6日のW杯アジア予選シリア戦(日本時間8日)の舞台となるオマーンの首都マスカットで行われている代表合宿に合流した。クラブの首脳陣、シニシャ・ミハイロビッチ監督、イタリアメディア、サポーターに対する痛烈な批判に出た理由を「自分が自分であるために」と主張している。
 この日の午後練習後、報道陣の取材に応じた本田は、4日の本拠地ナポリ戦で2試合連続で出場機会を失った。この現状について、本田は「(ミランは)チームがあまり良い状態ではない。切り替えてやりたい。(試合に出ていないが?)やってみないと分からないが問題ないと思う。不安はあるといえば毎試合あります。特別な不安っていうのはないですけどね。しっかりやらなければいけないという不安は、やはり個人的にもチーム的にも常に持ってるつもりですので。いいサッカーをしてしっかり勝たないといけないという危機感は持ってます」と説明。実戦感覚の不安よりも、確実に勝ち点3を手にするために心を傾けているという。
 そして、イタリアで波紋を広げているクラブ、監督、メディア、サポーターに対する批判の数々について理由を明らかにした。

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