イブラヒモビッチ、マンU時代の”懐疑的な目”を回想 「みな俺のファンになっていた」
アンチファンは手のひらを返すことに「彼らは間違っていたと認めることになった」
米MLS(メジャーリーグサッカー)LAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、古巣マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトに再登場。インタビューに応じ、プレミアリーグ初挑戦時のことを振り返っている。
イブラヒモビッチは2016年夏にパリ・サンジェルマンを退団し、ユナイテッドへ加入。母国スウェーデンから始まったキャリアでオランダ、イタリア、スペイン、フランスと渡り歩き、キャリア8クラブ目としてマンチェスター行きを選んだ。
ユナイテッド加入当時、すでに34歳となっていただけにイブラヒモビッチのプレミアリーグ挑戦に懐疑的な声もあった。しかし、カリスマFWは“アンチファン”もすぐに手のひらを返したと語る。
「俺がイングランドに来た時、あの年齢でのチャレンジということもあって、俺は十分な活躍ができないだろうとみんなが言っていた。そういった声は好ましいよ。俺にとってはそれが引き金になる。アドレナリンを与えてくれるんだ。それから3カ月後には、彼らは自分の発言が間違っていたと認めることになった。新たに俺のことを嫌う人が必要になった。なぜなら、それまで俺を嫌っていた者は、みな俺のファンになっていたからね」
イブラヒモビッチらしさ全開の語り口で回想したが、当時「ユナイテッドの神になる」という大胆発言も注目され、1年目から公式戦46試合で28得点と確かな結果を残した。
「俺はユナイテッドに来て、イングランドを征服すると言った。そうするとみな俺を笑った、俺がジョークを言っているとね」
有言実行で、ネガティブな声もすぐさま歓声に変えたイブラヒモビッチ。プレミアリーグ優勝こそ叶わなかったものの、リーグカップとUEFAヨーロッパリーグのタイトルを獲得し、優勝請負人の名にふさわしい活躍を見せた。“赤い悪魔”でのプレーは約1年半の短い時間だったが、残したインパクトはあまりに強烈だった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)