サッリ監督、解任論がカウントダウン 残り3試合が“最後の希望”と英地元紙が指摘
ブラン氏も後任候補に浮上 カップ戦決勝シティ戦、リーグ戦のトットナム戦が山場か
チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督の解任説が過熱しているなか、新たに元パリ・サンジェルマン(PSG)監督のローラン・ブラン氏も候補として浮上。崖っぷちに立たされているサッリ監督にとって、生き残りを懸けたチャンスはあと3試合だとも言われており、一縷の望みを懸けた正念場を迎えている。
チェルシー就任1年目のサッリ監督は開幕直後のスタートダッシュこそ華麗に決めたが、現在はプレミアリーグ6位まで順位を落とし、その勢いは失われつつある。このところ、英メディアではイタリア人指揮官の去就問題が盛んに報じられている。
元レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン氏やクラブOBのフランク・ランパード監督(現ダービー・カウンティ)などの候補がすでに挙がるなかで、英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は元フランス代表MFのブラン氏も新たに候補として浮上したことを伝えている。
サッリ監督にとって、名誉挽回のために与えられたチャンスは残り3試合とも言われている。21日に行われるUEFAヨーロッパリーグベスト32第2戦のマルメ戦、24日のリーグカップ決勝マンチェスター・シティ戦、そして27日のプレミアリーグ第28節トットナム戦という3連戦の結果が、指揮官の去就に大きく関わってきそうだ。
記事では、特にタイトルの懸かったシティ戦と、同じロンドンを本拠地とするライバルのトットナム戦の勝利こそがサッリ監督にとっての“最後の希望”だとしている。
サッリ監督はナポリ時代も1年目には上手くいかず、時間をかけて勝てるチームを作り上げた実績があるだけに、長い目で見る必要があるとの声もある。果たして、サッリ監督はこの正念場を乗り切ることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)