J1全18クラブ戦力分析「FW」編 名古屋がリーグ最高評価、爆発の可能性を秘めるのは?
鳥栖はトーレスの爆発に期待、昨季リーグ2位の得点数を超える可能性があるのは?
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昨季リーグ2位に食い込んだサンフレッチェ広島(8点)は、昨季20得点のパトリックが健在で、J2東京ヴェルディからドウグラス・ヴィエイラ、さらに長身の皆川祐介が熊本から復帰。3-4-2-1を採用すれば、シャドー起用が予想されるMF野津田岳人などにも得点の期待が懸かるが、前線をどこまで援護できるかも見どころになりそうだ。
昨季シーズン途中から宮本恒靖監督の下で巻き返したガンバ大阪(8点)は、スピードと力強さを兼備する韓国代表ファン・ウィジョとアデミウソンが主力を担うが、シーズンを考えれば万能型の渡邉千真に続くオプションが欲しいところ。呉屋大翔がブレイクの筆頭候補だ。
鹿島アントラーズ(8点)は、セルジーニョと鈴木優磨が得点王争いの上位に食い込めればリーグ奪還も見える。移籍後最初の公式戦となるACLプレーオフで先制点を決めた伊藤翔の活躍も注目される。
ポテンシャルで言えばサガン鳥栖(8点)も引けを取らない。Jリーグ2年目を迎える元スペイン代表トーレスの爆発に期待が懸かるが、そのためには金崎夢生や豊田陽平のサポートが不可欠。またMF登録ながら、かつてバルセロナに在籍したイサック・クエンカのチャンスメークもポイントになりそうだ。
FC東京(8点)はディエゴ・オリベイラと永井謙佑の2トップに新加入のU-20代表FW田川亨介が挑む構図に思われたが、開幕直前に豊富な経験を持つ30歳のブラジル人ジャエルが加わり、ハマれば得点力は間違いなくアップしそうだ。
横浜F・マリノス(7点)は、チーム得点王だったウーゴ・ヴィエイラが去った前線にマルコス・ジュニオールとエジガル・ジェニオのブラジル人コンビ、巧みな動き出しが光る李忠成が加わった。競争が活性化すれば昨季リーグ2位の56得点を超える可能性も十分にある。
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河治良幸
かわじ・よしゆき/東京都出身。「エル・ゴラッソ」創刊に携わり、日本代表を担当。著書は「サッカーの見方が180度変わる データ進化論」(ソル・メディア)など。NHK「ミラクルボディー」の「スペイン代表 世界最強の“天才脳”」を監修。タグマのウェブマガジン「サッカーの羅針盤」を運営。国内外で取材を続けながら、プレー分析を軸にサッカーの潮流を見守る。