VARで得点取り消し、第2戦出場停止続出… アトレチコがユーベとの激闘に2-0で先勝

後半にアトレチコのヒメネスとゴディンのCBコンビがゴールを挙げて勝利

 後半に入ると5分、アトレチコの伝家の宝刀であるカウンターが再び炸裂し、中盤のボール奪取から一気にコスタへスルーパスが通った。コスタは追いすがるDFレオナルド・ボヌッチを押さえながらGKと1対1の決定機を迎えたが、ここでシュートを大きく枠外に外して絶好の先制点のチャンスを逸した。

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 さらに同8分には縦パスに抜け出したグリーズマンがループシュートを放つと、シュチェスニーはわずかに触ったが頭を越えてクロスバーを直撃。そしてコスタの前にこぼれたボールをギリギリのところでDFジョルジョ・キエッリーニがクリアし、ユベントスは難を逃れた。また、ユベントスはDFアレックス・サンドロがこの後のプレーで警告を受け、こちらも第2戦が出場停止になった。

 均衡が破れたかに見えたのは後半25分、アトレチコがDFフェリペ・ルイスのクロスに途中出場のFWアルバロ・モラタが頭で合わせてゴールを奪ったかに見えた場面だった。しかし、このシーンでVARからの進言で映像確認が行われると、モラタはキエッリーニを押してポジションを確保していたとしてファウルの判定。ゴールは取り消された。

 それでもアトレチコは後半33分、コーナーキックからモラタがヘディングシュートを狙ったこぼれ球をDFホセ・ヒメネスが蹴り込んで先制。ゴール前でボヌッチがヒメネスとの競り合いで倒れたが、ここではVARの進言はなくゴールが認められて先制ゴールとなった。

 さらにアトレチコは後半38分、右サイドからグリーズマンがゴール前に入れたフリーキックをニアサイドでDFディエゴ・ゴディンが合わせにかかり、こぼれたボールをそのまま反応よくシュートしてゴール。大きな2点目を手にしてリードを広げた。

 試合はこのまま2-0でアトレチコが勝利。アウェーゴールを与えず、ユベントスがホームの第2戦に向けて有利な立場を手にした。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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