「2日間、泣き続けた」 骨折で離脱中のネイマール、手術を覚悟した心境吐露
全治10週間と診断されたネイマール、保存療法で治療を進める
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、シーズン後半戦に突入したタイミングで第5中足骨を骨折し、全治10週間と診断され戦列を離れている。昨シーズンに続き、同箇所を怪我したショックは大きかったようで、ブラジルテレビ局「Globo」のインタビューに「2日間、泣き続けた」と語っている。
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フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニらとともにPSGの攻撃をけん引してきたネイマール。しかし1月23日のフランス杯ストラスブール戦(2-0)で中足骨にダメージを負った。昨年2月にも同箇所を負傷し、一時はロシア・ワールドカップ(W杯)出場が危ぶまれたが、ネイマールは「より厄介だった」と話している。
「僕は今回の負傷を乗り越えることに苦しんだ。家で2日間、泣き続けたからね。僕自身、怪我した直後にこう言ったんだ。『手術を受けることになるだろう。できる限り早く治さないといけない』ってね」
昨年のケースで言うと、ネイマールは負傷後3カ月間離脱し、W杯へのプレーに照準を合わせてリハビリを進めた。今回、PSGのメディカルスタッフは手術を回避し、保存療法での回復を図っているが、シーズン最終盤での戦列復帰を目指している。
ネイマールを欠くPSGだが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第1戦では、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェーゲームに2-0で快勝した。順調にいけばネイマールは4月頃に復帰する見込み。悲願の欧州制覇を目指すPSGがCLを勝ち上がっていれば、チームにとって大きな追い風になるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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