リバプールとバイエルンには「幸せと不幸せが共存」 英紙が白熱の0-0ドローを分析
リバプールの本拠地で行われたCL16強第1戦、バイエルンとスコアレスドロー
リバプールは19日、ホームのアンフィールドで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、0-0のスコアレスドローで第1戦を終えた。序盤から試合終了まで、インテンシティーの一切落ちない目まぐるしい攻防戦となったが、英紙「インディペンデント」は、このドローは両チームにとって「幸せと不幸せが共存する」と指摘している。
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ともに5度の欧州制覇を成し遂げている強豪対決となった一戦は、息を呑む一進一退の攻防を見せる。互いに幾度となく決定機を創出するも、最後まで均衡が破れることはなかった。
記事では、両チームの持ち味が遺憾なく発揮された白熱のスコアレスドローについて「不思議な試合は不思議な結果に終わった。両チームにとっては、幸せと不幸せが共存することになった」と、独特な表現で綴り、リバプールとバイエルンにとって受け止め方の難しい引き分けになったことを指摘している。
リバプールにとっての“不幸せ”は、無類の強さを発揮するホームゲームで先勝できなかったことだ。その一方で、“幸せ”だったのは、守備の軸となるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを出場停止で欠きながらも、アウェーゴールを許さずに90分を終えることができた点にある。
一方で、負傷者が相次ぐバイエルンにとっても、要塞アンフィールドに乗り込んだアウェーゲームを落とさずに第2戦に臨めるのは“幸せ”と捉えることができる。だが、無得点に終わったことから、第2戦で1-1以上のドローなら敗戦を余儀なくされることになった“不幸”が残った。
注目の両雄による第1戦は、互いの良さをぶつけ合った魅力溢れるスコアレスドローとなった。バイエルンのホームで迎える第2戦でも、両チームは世界最高峰の戦いを披露してくれることだろう。
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