前回王者の鹿島、ACLプレーオフのニューカッスルJ戦で2-1リードのまま後半へ

DF山本脩斗がヘディングシュートを決めた【写真:Getty Images】
DF山本脩斗がヘディングシュートを決めた【写真:Getty Images】

新戦力のFW伊藤が先制弾、1-1に追いつかれるもDF山本が勝ち越し弾で再びリード

 今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の本戦出場を懸けたプレーオフは、19日に鹿島アントラーズがホームにニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)を迎え撃ち、前半を2-1のリードで折り返した。

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 鹿島は前回大会を初めて制して悲願のアジア王者をなったものの、国内ではタイトルを逃して本戦からのストレートインを逃した。このプレーオフで、今季から主将のDF内田篤人はベンチスタート。新たに「10番」をつけるMF安部裕葵や、横浜F・マリノスから移籍加入のFW伊藤翔がスタメン起用された。

 鹿島が立ち上がりから攻撃回数を増やした一方、相手FWオドノバンに際どいシュートを放たれるなど、両者にチャンスがある一進一退の展開を動かしたのは新戦力だった。前半18分、鹿島はコーナーキックの二次攻撃からMFレオ・シルバがミドルシュートを放つと、FWセルジーニョがコースを変えた。これが相手GKのセーブもあってゴールポストに当たってゴール前にこぼれたところ、伊藤が詰めてゴール。一発勝負の試合のなかで貴重な先制点を挙げた。

 しかし、鹿島のリードは束の間だった。同24分、鹿島はバイタルエリアで細かくパスをつながれると、最後はゴール正面からMFバルガスがシュート。これが鹿島DFチョン・スンヒョンに当たってコースが変わり、GKクォン・スンテは逆を取られて一歩も動けず。ボールがゴールに吸い込まれ、1-1の同点となった。

 鹿島は同27分に右からのクロスをファーサイドでトラップした伊藤がGKと1対1の絶好機を迎えたが、GKモスの飛び出しにシュートをぶつけてゴールならず。それでも同32分、高く上がった右からのクロスに相手守備陣の足が止まり、攻撃参加していたDF山本脩斗がヘディングシュートを決めて勝ち越し。鹿島が2-1とリードしたまま前半を折り返した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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