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0-20で敗戦の伊3部プロ・ピアチェンツァ 深刻な財政難で規定違反、リーグ除外が決定
選手の給与未払い、選手の人数不足など問題が常態化 イタリアサッカー連盟から処分
イタリア3部セリエC・グループAに所属していたACプロ・ピアチェンツァ1919がリーグから除外されることになった。深刻な財政難から選手の給料未払い、試合で選手を集められないなどの問題が常態化し、規定違反があったことを受けてイタリアサッカー連盟(FIGC)が決定した。英公共放送局「BBC」なども報じている。
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ピアチェンツァは現地時間17日に行われたACクーネオとの一戦で、十分な選手を集めることができず、11人に満たないわずか7人で試合に臨んだ。その7人全員が10代選手で、キャプテンのニコラ・シリグリアーノ(18歳)が監督も兼任という状況。さらに、交代選手として選手資格のないチームのフィジオセラピストも出場していたという。結果は惨憺たるもので、20-0で終了していた。
このクーネオ戦の前も、ピアチェンツァの試合は3試合連続で開催不可により延期されていた。8月以降は選手の給与未払いが続いている。
こうしたなかで、FIGCはピアチェンツァが「深刻なレギュレーション違反があった」としてリーグから除外することを決定。先のクーネオ戦の結果も無効となり、クーネオの3-0勝利という形になるという。
また、ピアチェンツァはセリエCを統括するレガ・プロからは2万ユーロ(約250万円)の罰金も課された。
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