首位バルサ戦でメッシのPK阻止 バジャドリードGKが「心の中で勝利を感じた」活躍も…
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バジャドリードGKが古巣のホームに初帰還、1対1を何度も防ぐ活躍も惜敗
現地時間16日のリーガエスパニョーラ第24節バルセロナ対バジャドリードの一戦は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのPKによる得点の末1-0でバルセロナが勝利した。薄氷の勝利を収めたバルセロナは首位を堅持したが、この試合で最も注目を集めたのは勝者の選手ではなく、メッシのPKを止めたバジャドリードのGKだった。
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バジャドリードは第23節終了時点で降格圏の18位で、首位を走るバルセロナが相手とはいえ負けられない一戦となった。戦前の予想どおりバルサが一方的に攻める展開となり、バジャドリードは前半43分にメッシのPKで先制点を献上。その後、いつバルサの追加点が生まれるか、バルサが何点差で勝利するかに焦点が絞られたが、バジャドリードは失点後も変わらずに全員が体を張るプレーを見せた。試合は敗れたものの、バジャリードのなかで一際目立っていたのがGKジョルディ・マシップだった。
カタルーニャ州生まれのマシップは、2004年にバルセロナの下部組織に入団。2008年にはバルセロナBでプロデビューを果たした。レンタル移籍でバルセロナを離れることもあったが、2016-17シーズンまでバルセロナに在籍。出場機会を求めて昨季に当時2部リーグだったバジャドリードへ移籍した経緯があった。
マシップは移籍後、初めてカンプ・ノウでの試合を迎えたモチベーションからか、躍動した動きで古巣チームのシュートをことごとく止めた。後半10分には、裏に抜け出した元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングと1対1の状況に追い込まれたが、俊敏なステップと強靭な体幹を生かしてゴールに壁を作り、相手にシュートを許さなかった。その10分後には、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとも1対1になるが、素早い飛び出しと高度なブロック技術でゴールを死守した。