広島愛、地元の発展、サンフレッチェ独自のカラー… 森﨑ツインズの次なるビジョン
現役を引退した和幸氏がC.R.M就任 アンバサダーの浩司氏とともにクラブ発展に尽力
J1サンフレッチェ広島は1月31日、昨季限りで現役を引退したMF森﨑和幸氏が、クラブとサポーター、ホームタウン、行政、メディアなどをつなぐ架け橋として、「クラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M)」に就任すると発表した。双子の弟・浩司氏も2017年から“広報大使”の役割を担う初代「アンバサダー」として活躍しており、2人揃って故郷の広島とサッカー人生のすべてを注いだサンフレッチェ広島の発展に携わることになった。今回、1月に関東でトークショーを行った“森﨑ツインズ”を直撃し、和幸氏引退後の変化や今後のビジョンについて訊いた。
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――まず和幸さん、19年間のプロ生活お疲れさまでした。現役ラストゲーム(2018年12月1日の北海道コンサドーレ札幌戦)から少し時間が経ちましたが、徐々に引退を実感するようになりましたか?
和幸:まだ実感はあまりないですね。(1月初旬に行われたチームの)自主トレに顔を出した時に、選手のみんなとは色の違うスタッフのジャージを着て、そこで少しだけ感じはしましたけど。キャンプの様子をテレビで見たり、現場に行って自分がプレーしていない状況に直面した時により実感するのかなと思います。
――現役引退後、一緒に過ごされる時間は増えましたか?
浩司:どうでしょう(笑)。でも、カズが現役だった頃に比べれば、一緒になる機会は増えていくと思います。今年の正月は一緒にお酒を飲みました。今までは知り合いの方と食事をするにしても、カズは食事だけして帰る形でしたが、引退後は少しお酒も飲んだりして、ゆっくり話せている気はします。
和幸:改まって、とかはないですかね。でも、仕事内容が決まっていったら、お互いに話す機会も増えるかもしれません。選手ではないお正月は気が楽でした(笑)。正直、全然違いましたね。今年は食べる量も飲む量も気にせずに過ごしたので。小学校2年生からサッカーを始めましたが、今までで一番気が楽だったというくらいすっきりしました。
浩司:現役中はオフでもオフじゃないというか。お酒も控えて、元旦からランニングを入れたりしていたし。
和幸:浩司は元旦でも走ってなかったでしょ(笑)。
浩司:いやいや、走ってたよ(笑)。正月、実家に帰る前に走って汗かいて、すっきりして少しお酒を飲んでみたいな。
和幸:やたら言ってくるんですよ、『お前も太るよ』『酒を飲むようになるよ』って。でも、そう言われたら逆に体重をキープしてやろうと思いました(笑)。
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