中島翔哉、カタール初陣で決勝点演出 現地紙「デビュー戦でチャンス生かした」
アル・ドゥハイルでデビューした中島、スルーパスを起点に決勝点が生まれる
日本代表MF中島翔哉は、今冬の移籍市場でポルトガルのポルティモネンセからカタールのアル・ドゥハイルに新天地を求めた。驚きの電撃移籍となったなか、現地時間16日に行われたカタール・スターズリーグ第16節でデビュー戦に臨み、先発出場で決勝点を導く起点となった。主力を欠くなかで勝利に貢献したことを、地元メディアも称賛している。
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中島は第16節アル・スィーリーヤ戦、4-4-2システムの左サイドハーフでキックオフの笛を聞いた。開始5分にはクロスで逆サイドにいたMFエジミウソン・ジュニオールのシュートチャンスを作り出すなど、クオリティーの高さを見せた。
スコアレスのまま試合が推移するなかで、膠着した展開を動かしたのは中島だった。後半25分、ドリブルで中央に切れ込んだ中島は、エジミウソンに対してスルーパスを送る。エジミウソンの折り返しが相手DFに当たったところをFWエル・アラビが詰めて値千金のゴールを奪った。
試合はこのまま1-0で終了し、アル・ドゥハイルは勝ち点3を得た。中島が勝利に貢献したが、カタールメディア「ガルフ・タイムズ」では、このように触れられている。
「カタールのアジアカップ優勝の英雄となったアルモエズ・アリ、バッサム・アル・ラウィは負傷によって欠場したため、苦しい戦いを強いられた」
日本との決勝戦で鮮やかなオーバーヘッド弾を決めたアルモエズ・アリがベンチ外、そしてアルモエズ・アリと抜群の連係を見せたMFアリ・アフィフもベンチを温める状況のなかでゴールを揺らせないもどかしい展開が続いた。そこで仕事をしたのが中島だった。
「韓国のプレーメーカーであるナム・テヒ(アル・サッド)の代役として契約した日本人プロフェッショナルのショウヤ・ナカジマは、彼のデビュー戦でチャンスを生かした」
カタールでの初戦でいきなり結果を残した中島。AFCチャンピオンズリーグにも出場するアル・ドゥハイルにとっては、頼れるアタッカーが加わってくれたというところだろう。
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