“聖域”剥奪!? レアルDFマルセロ、若手台頭によるレギュラー危機に贔屓紙が着目

レアルDFマルセロ【写真:Getty Images】
レアルDFマルセロ【写真:Getty Images】

負傷続きに加え、レグイロンの台頭によりベンチを温めるケースが増加

 レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)4連覇を目指すなかで、決勝トーナメント1回戦アヤックス戦の第1戦に先勝するなど上り調子だ。ただし、世界ナンバーワンの左サイドバックであるブラジル代表DFマルセロはその流れに乗り遅れている。その現状を贔屓紙の「マルカ」がレポートしている。

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 2007年にレアルに加入したマルセロは、約10年間にもわたって“白い巨人”の左の翼であり続けたのは知っての通りだ。昨年5月に30歳を迎え、ジネディーヌ・ジダン元監督からフレン・ロペテギ前監督体制でもその地位は不動かと思われた。

 しかし、今季序盤戦は右足を負傷して欠場が続くなど、ここまでリーグ戦出場が12試合にとどまっている。なおかつロペテギ体制での最終戦となったバルセロナとのエル・クラシコで負傷交代したことによって、サンティアゴ・ソラーリ監督体制でのプレーができない期間が続いた。その代役として起用された下部組織出身のスペイン人DFセルジオ・レグイロンが一定以上の結果を出したため、ベンチを温めるケースが続いたのだ。

 そのマルセロにとって戦線復帰後初のビッグマッチとなったのは、現地時間6日に行われたスペイン国王杯準決勝、バルサとの第1戦だった。チームは敵地カンプ・ノウで引き分けたものの、マルセロはイエローカードを受けるなど決して本調子とは言えない出来だった。実際、その直後に開催されたリーガ・エスパニョーラ第23節アトレチコ・マドリードとのダービーマッチ(3-1)ではレグイロンが再び先発に戻っている。

 ソラーリ監督自身は「彼はここ10年間で最高のサイドバックだし、今でもそれに値している」と評価しているものの、現在の起用法からして“聖域”としているわけではない。17日の第24節ジローナ戦ではマルセロが自身の力を示す貴重なチャンスとなる。

 ワールドクラスの左SBであるマルセロですら競争に巻き込まれるのがレアルたる厳しさだが、百戦錬磨のブラジリアンはシーズン終盤に向けて自信の力を示せるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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