「理由は私だ」 ペップ監督、“出番減”のマフレズを擁護「彼にはまったく罪はない」
スターリングら好調な選手が多く、名将ペップも“嬉しい悲鳴”を上げる
マンチェスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは、クラブでの出番を失いつつある。直近のプレミアリーグ7試合でピッチに立ったのはわずか2試合(24分間)のみ。ペップ・グアルディオラ監督は「彼に罪はない」とし、マフレズを起用できていない状況を「悲しい」と語った。英公共放送「BBC」が報じている。
今季第26節までに21試合に出場しているマフレズだが、先発出場は10試合と、半分以下にとどまっている。特にここ1カ月半ほどは出場機会の減少が顕著だ。
シティを率いるグアルディオラ監督はこうした現状を「悲しい」と表現しているが、マフレズのコンディションやパフォーマンスが低下しているわけでも、個人的な問題を抱えているわけでもないと明かしている。
「理由は私だ。彼にはまったく罪はない。彼はトレーニングで素晴らしいプレーをしている。それだけに私は悲しいよ。彼は本当に才能豊かな選手だが、我々には5人のストライカーがいるんだ。前の試合ではレロイ(・ザネ)もプレーしなかった」
グアルディオラ監督によれば、豊富なタレントを抱え“過ぎ”ていることが、マフレズの出場機会減少の最大の理由だという。「我々には素晴らしい選手が揃っている。ベルナルド(・シウバ)やラズ(ラヒーム・スターリング)のような選手がね。彼らがトップフォームにあるのが大きな理由だ」と嬉しい悲鳴を上げている。
「現実として、私は彼(マフレズ)にふさわしいだけの出場機会を与えていない。そのことは本当に申し訳なく感じている。私が言えるのはそのことだけだ」
2017年、クラブレコードを更新する移籍金6000万ポンド(約85億円)でシティに加入したマフレズ。今はそのチームメートたちに押され気味の立場だが、再びレギュラーポジションをつかみ取ることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)