今季初陣に臨むオリヴェイラ監督　「良い準備を計画どおりにできた」

　浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、16日の富士ゼロックス・スーパーカップの川崎フロンターレ戦に向けた前日記者会見に臨み、「まずは第一歩をお見せします」と不敵な笑みを浮かべた。

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　浦和は始動した後に沖縄県で2回にわたるトレーニングキャンプを行った。主に1次キャンプではフィジカルを中心に鍛えるハードメニューが連日の2部練習で課され、2次キャンプでは戦術練習と同時にフィジカル強化も並行された。その間、対外試合は2次キャンプ最終日の沖縄SV戦のみ、それも各選手が50分程度のプレータイムというスケジューリングだったが、オリヴェイラ監督は「とても良い準備を計画どおりすることができました」と手応えを語った。

　前日練習では非公開でセットプレーを確認した指揮官は、「試合でも決定的なものになり得る。そして明日は90分で決着がつかなければPK戦がある。最後は全員でPKを蹴りました」と、勝利にこだわる姿勢に余念がない。今季は長身FW杉本健勇がセレッソ大阪から加入しただけに、セットプレーの迫力は昨季よりも増している。

　浦和は前述のとおり、90分間のトレーニングマッチを一度も行っていない。それだけに、本当の意味で2019年バージョンの浦和はこのゼロックス杯が初お披露目となる。オリヴェイラ監督は今季初陣へ向けて、こう語った。

「まずシーズンの立ち上がりであり、何かが懸かった公式戦としては1試合目。もちろん、たくさんの方に多くのものを見せていきたい気持ちがあります。まずはその第一歩をお見せします。全員が最大限の努力をしてきました。その選手たちが全力でプレーし、結果とともにポジティブなものになればと思っています」

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