鹿島の新10番MF安部裕葵が強気発言 「プレッシャーを受けることは嫌いではない」
今季から10番を背負う安部が意欲 「期待やプレッシャーを感じながら成長をしたい」
鹿島アントラーズの「10番」を今季から背負う20歳MF安部裕葵は、14日に東京都内で開催された2019Jリーグキックオフカンファレンスに出席すると、伝統あるチームのエースナンバーについて「プレッシャーを受けることは嫌いではないので」と強気な言葉を残した。
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安部は広島県の瀬戸内高校から加入して3年目になるが、1年目を終えたオフに背番号変更の打診があったという。その時には「10番でないなら、30番のままで良い」という思いで打診を断ったという。しかし、この3年目を前に「僕の心の中に、10番が来るんじゃないかという思いがあった」という心境があったことを明かした。
そのとおりに、安部は今季から国内最多タイトル獲得数を誇り、昨季には悲願のアジア制覇も果たした常勝軍団のエースナンバーを背負うことになった。そうしたものを、安部は強気な言葉でこう表現した。
「この番号には重みがある。期待やプレッシャーを感じながら成長をしたい。僕はこういうプレッシャーを受けることは嫌いではないので」
20歳の若武者はこう語り、「10番は最高に気持ちが良い」という。もっとも「チームに成長をさせてもらっていると思う。僕の立場が違う人であっても、同じように成長ができるのではないかと思う」と、あくまでも伝統あるクラブの鹿島の一員であることが成長につながるという考えを示した。
今年の5月にはU-20ワールドカップ(W杯)が開催されるが「今の時点では全く頭にない」とキッパリ。19日に昨季からの連覇が懸かるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の本戦へ出場するためのプレーオフを控えるだけに、「まずはACLの初戦で勝つことしか考えていない」と目の前の試合に全力で向かうことを宣言した。
常に優勝候補の一角に挙げられる鹿島の左サイドで躍動するアタッカーは、10番という重みのある番号を背負い、さらなる躍進と成長を遂げるか。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)