元アーセナルGK、ラムジー放出に不満爆発 「イライラする」「私もファンもがっかり」
元イングランド代表GKシーマン、古巣アーセナルの対応に怒り露わ
今季限りでアーセナルからの退団が決まっているウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、来夏にユベントスへ加入することで合意に達したと報じられている。これを受けて、アーセナルのレジェンドで元イングランド代表GKデイビッド・シーマンは英ラジオ局「talkSPORT」の番組で怒りを露わにしている。
ラムジーはアーセナルとの契約が今季限りとなっており、契約満了まで6カ月を切ったことで、1月1日から他のクラブと自由に交渉することができるようになっていた。すでにイタリアのビッグクラブであるユベントスのメディカルチェックを受けたとされていて、今回の契約によってラムジーは、サッカー史に残る高給取りになる見込みと報じられている。
そんな報道を受けて、シーマン氏は「前向きな考え方」が欠如していると、アーセナルの移籍ビジネスに対してのフラストレーションを爆発させている。
「彼(ラムジー)を失うことに、私はいまだに怒っている。理由もなく彼が退団することが苛立たしい。しかも、(アーセナル監督のウナイ・)エメリが夏に使える金額が4400万ポンド(約63億円)になったという事実がもっと腹立たしい。アーロン・ラムジーと契約するのにそれくらいか、もうちょっと多くかかるじゃないか」
さらに、「そんな話を聞いて、またクラブから良い選手が退団するのを見るのにはがっかりだし、ファンはもっとがっかりだ。理解できないよ。前向きな考えがどんなものか分からない。エメリは最初の移籍市場でレンタルしかできないと言っていたのに、今は、次の夏の移籍市場で4400万ポンドしか使えないって? 本当にイライラする」と不満を漏らしている。
共演していた元サッカー選手のアライ・マコイスト氏も「間違いない」と賛成し、「それほどの資金では、リバプールとマンチェスター・シティとのギャップを埋めるのは信じがたいほど難しいだろう」と語っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)