長友、サンプドリア戦でリーグ戦5戦連続出番なし 今後の代表選出危機も

ボールウォッチャーで失った信頼

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは4日、セリエA第7節の敵地サンプドリア戦で先制ゴールを奪われながら、今季加入のクロアチア代表MFイバン・ペリシッチのセリエA初ゴールで同点に追いつき、1-1で引き分けた。ベンチスタートとなった長友だが、この日も出番は訪れず。背番号「55」はベンチから戦況を見守ったまま90分間を終えた。
 今季、長友の出場は8月30日のリーグ第2節カルピ戦の後半34分に投入されてからの11分間にとどまっている。そのカルピ戦では投入直後の同36分に、逆サイドからのクロスに対してボールウォッチャーになってしまい、マークしていた選手に前に入られてゴールを与えた。試合後にロベルト・マンチーニ監督から「長友は失点場面で注意が足りなかった」と名指しで批判を受けてしまった。
 その後、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督に招集されて9月3日のワールドカップアジア2次予選カンボジア戦と8日のアフガニスタン戦を戦ったが、チームに戻ってからの出場機会はゼロ。今月8日の同予選シリア戦と13日の国際親善試合イラン戦のメンバーに再び招集されたが、代表活動の間で1度も公式戦のピッチに立つことなくハリルジャパンの一員として戦うことになった。

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