チェルシーがジダンを新監督にリストアップと英紙報道 アザールの去就にも影響か

チェルシーは、ジダン氏を新監督にリストアップと英紙が報道している【写真:Getty Images】
チェルシーは、ジダン氏を新監督にリストアップと英紙が報道している【写真:Getty Images】

マンCに0-6の大敗を喫し、サッリ監督の去就は不透明に

 チェルシーは、10日に行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦で0-6の大敗を喫した。不安定な戦いの続くチームは、ついに6位に順位を落とし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得どころか、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得も危ぶまれる状況だ。マウリツィオ・サッリ監督の去就問題も取り沙汰されており、英紙「ザ・サン」は、後任に元レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏を後任に据えたい意向だという。

 2018-19シーズンにレアルをCL3連覇に導いたジダン氏は、現在フリーの身となっている。チェルシーのフロントは3年間で3度のCL優勝を経験した46歳の元フランス代表MFに、チームを託したい意向があるようだ。

 ジダン氏を監督に迎え入れることができれば、エースの流出も阻止することができるかもしれない。チェルシーとの残りの契約が1年半を切ったベルギー代表MFエデン・アザールは、これまでにもレアルへの憧れを公にしてきた。すでにチェルシー残留か、レアル移籍か、「決断を下した」と宣言した彼にとってレアルに憧れた理由の一つがジダン氏であり、彼が監督に就任することで、慰留できる可能性は高まるかもしれない。

 夏になれば、現在オレ・グンナー・スールシャール暫定監督がチームを率いているマンチェスター・ユナイテッドも、ジダン氏の監督就任に名乗りを上げる可能性もある。サッリ監督の求心力が落ちつつあるチェルシーにとっては、まさに今が監督の代え時と言えるかもしれない。

 しかし、長年に渡ってジダン氏の代理人を務めているアライン・ミリアッチョ氏は、「彼は1年間、休暇を取ることを決めた。それが終わるまで、現場に戻ることはない」と話しており、シーズン中の監督就任は実現しそうにない。

 サッリ監督の率いるチェルシーはシーズン開幕直後、12戦無敗という素晴らしいスタートを切ったが、その後に失速。リーグカップ決勝進出を決めているものの、クラブはCL出場権獲得を重視している。0-6と敗れたシティ戦後、サッリ監督自身も「私の仕事は常にリスクと隣り合わせ」と解任を予期しているコメントを残しているが、果たしてチェルシーはシーズン中に監督を代えることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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