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完敗のドルトムント香川、王者バイエルンと個々の差を痛感 「彼らの方が明らかに上」
見せ場なく後半8分に交代
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、4日のブンデスリーガ第8節バイエルン・ミュンヘン戦に先発出場したが、本領を発揮できなかった。“バイエルン・キラー”として期待を集めたが、見せ場を作ることができず、後半8分に途中交代。「デア・クラシカー」と呼ばれる伝統の首位決戦で1-5の大敗後、香川は絶対王者との差を痛感した。ブンデスリーガの公式サイトが伝えている。
「失点する時間帯が悪かったですし、なかなか主導権が握れなかった。相手がすごく良い時間帯に点を取ったと思いますし、こういう試合は本当に1つのミスだったり、失点する時間帯も含めて、あと一歩というところでやはり詰めきれなかったというのもありました。そういうところの個人の差を感じました」
途中からベンチで見守った大敗劇を悔しさとともに振り返った。強行日程でコンディション的に厳しい状況にあったドルトムントで、香川ら主軸5人はミッドウィークのUEFAヨーロッパリーグのギリシャ遠征を回避。ホームで調整を行った。それでも、バイエルンは強かった。
“ファンタスティック4”と称された攻撃陣で今季リーグ2得点4アシストだった香川は沈黙。アルメニア代表MFムヒタリアンは前半34分にPKを献上。エースのドイツ代表MFロイスは左足親指亀裂骨折後、コンディションが上がらずに途中出場となった。ガボン代表FWオーバメヤンが意地のゴールでブンデス開幕8試合連続弾を決め、リーグ開幕連続得点試合の記録を伸ばしたのが、唯一の光明だった。
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