マルセロ、C・ロナウドのレアル退団の舞台裏告白 「嘘をつかなければいけなかった」
昨季のCL決勝前にロナウドから「退団する」と告げられたことを明かす
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは昨年7月、9シーズンを過ごしたレアル・マドリードからイタリア王者ユベントスへ電撃した。しかし、レアル時代のチームメートであり、ブラジル代表DFマルセロによると、レアルが前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を果たした昨季決勝の前には移籍が決まっていたようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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昨年5月に行われたリバプールとのCL決勝戦(3-1)直後、ロナウドのインタビューで「レアル・マドリードでプレーできたのは“本当に良かった”。数日中には僕のそばに常に寄り添ってくれたファンに、あるレスポンスを届けるつもりだ」と、レアルでの栄光に満ちた日々をなぜか過去形で表現した。その後は、ユベントス移籍が正式に発表されるまでの間、再三にわたり、フランス、イングランド、中国行きなど、さまざまな移籍の噂が飛び交った。
レアルがCL3連覇を成し遂げた後に、いくつかのヒントを残したロナウドだったが、正式に移籍が発表されるまで、自身の将来についての話をメディアにすることはなかった。
だが、そんな移籍騒動から約1年半が経ち、ブラジルメディア「Esporte Interativo」のインタビューに応じたマルセロは、“移籍願望”ではなく、CL決勝前に“退団”をロナウド本人の口から聞いていたと明かした。
「僕たちは決勝に向けてトレーニングしていたんだけど、彼は『退団する』って僕に言ったんだよ。だから(当時ロナウドに関するコメントを求められた時に)『知らない』と嘘をつかなければならなかった」
絶対的エースの退団を知りながらCL決勝に臨んだマルセロ。大会3連覇の歓喜に沸くなかで、ロナウドの移籍騒動も複雑な思いで見守っていたのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)