セードルフ監督、”アヤックス×レアル”のCL古巣対決を予想 レアル4連覇の可能性は?
両チームでプレーしたセードルフ氏はレアルの突破を予想「CLでのレアルは特別」
元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ氏が現役時代にプレーしていたアヤックスとレアル・マドリードが、現地時間13日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦で対戦する。スペイン紙「マルカ」の独占インタビューに応じたセードルフ氏は、古巣2チームの直接対決において、勝ち上がるのは「レアル」と予想した。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
現役時代、アヤックスとレアルの両方でCL優勝を経験しているセードルフ氏だが、“CLでのレアル”は少々特別なのだという。
「(ラウンド16では)レアルが勝つと思う。なぜなら、ディフェンディングチャンピオンだし、彼らはCLで経験豊富。100パーセント勝つと保証するというわけではないが、CLでのレアル・マドリードはいつも”特別”なんだ」
昨季に前人未到のCL3連覇を果たしたレアルだが、今季はフレン・ロペテギ監督を解任してサンティアゴ・ソラーリ監督体制に移行するなど、ここまで紆余曲折があった。それでも、セードルフ氏は「不可能なことはない。非常に難しいだろうが、レアル・マドリードはいつもできる」とし、CL4連覇にも期待を寄せている。
ACミランやデポルティボなどを率いた経験があり、現在はカメルーン代表を指揮するセードルフ氏。監督としての視点から、絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド退団後のチームはどう違うか、という質問にも持論を展開している。
「クリスティアーノはマドリードの“キング”とみなされていて、彼はチームにゴールを保証してくれていた。もし、彼が今もチームにいたら、ロス・ブランコス(レアルの愛称)はもっと自分たちに自信を持っていると思うよ」
もっとも、セードルフ氏はロナウドがいないことが結果にそれほど影響を与えたとは思わないという。リーグ戦で不振に陥った理由は「それよりもジネディーヌ・ジダン(が退任したことの方が)はるかに大きく影響しただろう。やり方が変わってしまったからね」と言及し、「彼の後任に就く監督は誰であっても、すぐさま成功し、当然最初に直面する困難に打ち勝つための特別な仕事をする必要があっただろう」との見解を示した。
セードルフ氏自身、昨夏にはレアル監督就任の噂が浮上。「レアル・マドリードを自分のホームだと思っていて、正直、仕事を承諾しようとしていたよ。たしかに連絡はあったが、違う方向に決まった。私はまだ若いし、いつか戻れることを願っている」と、将来的にはレアルを率いてみたいとの思いも明かしていた。
[ftp_del]
>>【PR】UEFAチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグの「大会情報・日程・視聴方法」をチェック!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)