「バルセロナのよう」 ベンフィカの“開始32秒、パス13本”の圧巻弾に反響「美しい」

ナシオナル戦で10-0と大勝したベンフィカ【写真:Getty Images】
ナシオナル戦で10-0と大勝したベンフィカ【写真:Getty Images】

ナシオナル戦で10-0のゴールラッシュ、開始直後の一撃をクラブ公式が紹介

 ポルトガル1部の名門ベンフィカが圧巻のゴールを決めた。現地時間10日に行われたプリメイラリーガ第21節ナシオナル戦で10-0と大勝したなか、クラブ公式インスタグラムでは開始32秒に生まれた先制ゴールの映像を紹介。「開始32秒、パス13本、そして1ゴール」と驚きのシーンを伝えている。

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 試合はベンフィカの本拠地スタジアム・ルスが歓喜に包まれ続けた。前半は3-0で折り返すも、後半に入ると攻撃の勢いが一気に加速。立て続けに7ゴールを積み重ねて、終わってみれば10ゴールの大勝劇を演じた。

 そんなゴールショーの口火を切るゴールが生まれたのは、キックオフからわずか32秒後だ。ベンフィカ側のキックオフで試合がスタートしたなか、後方を起点に右サイドへボールをつなぐ。24秒過ぎに左サイドへ展開すると一気にスピードアップし、1本のスルーパスで打開。スイス代表FWハリス・セフェロヴィッチの折り返しから、最後は左サイドバックのDFアレハンドロ・グリマルドがエリア内でボールを受け、そのままシュートを流し込んだ。

 試合開始のキックオフから先制弾まで、要した時間は32秒。13本をパスで相手の守備網を見事に切り崩した。ベンフィカの公式インスタグラムもこの先制弾の映像を紹介。「開始32秒、パス13本、そして1ゴール」と記している。返信欄では「美しい!」「バルセロナのようだ」「稲妻」などのコメントが並んだ。

 ベンフィカはリーグ戦で2位につけ、首位のポルトを勝ち点1差で追走。現地時間13日にはUEFAヨーロッパリーグ32強第1戦で日本代表DF長友佑都を擁するガラタサライと激突する。

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