「リバプールで優勝して」 香川が恩師クロップに愛あるエール「今の僕があるのは…」
ドルトムント時代に共闘したクロップに「リバプールでタイトルを獲得してほしい」
今冬にトルコの強豪ベジクタシュへ移籍したMF香川真司が、かつてドルトムントで共闘した恩師ユルゲン・クロップ監督に対し、「リバプールで優勝してほしい」とエールを送った。トルコサッカーの情報サイト「Turkish Football」が報じている。
プレミアリーグ観るなら「U-NEXT」 無料トライアルへの登録で「サッカーパック」がお得に楽しめる!
今季ドルトムントで出場機会を失っていた香川は、冬の移籍市場の最終日となる1月31日、駆け込みでベジクタシュへ期限付き移籍した。現地時間3日に行われたリーグ第20節アンタルヤスポル戦に途中出場すると、3分間で2ゴールを奪う活躍を披露し、衝撃のデビューを飾っている。また、第21節ブルサスポル戦でホーム戦デビューを飾り、2戦連発とはならなかったが、4万人を超えるサポーターから万雷の拍手が送られていた。
香川がスタープレーヤーとして、トルコの人々から盛大な歓迎を受けている理由は、ドルトムントでの華々しいキャリアにある。2014年にドルトムントに復帰して以降、リーグ優勝を経験することはなかったが、10-11シーズンからの2年間はチームの中心選手としてブンデスリーガ連覇の立役者となった。そして、その際に指揮官を務めていたのが、現在リバプールを率いるクロップ監督だ。
香川は10年夏にセレッソ大阪からドルトムントへ移籍。当時、ドルトムントを率いていたクロップ監督は、初の海外挑戦となった香川の能力を見抜き、中心選手に抜擢した。香川はその期待に応え、ドルトムントで飛躍的な活躍を披露し、瞬く間にブンデスリーガ最高峰のトップ下として評価され、世界から注目を集める選手となった。
page1 page2