プレミア名門対決はアーセナルがマンU撃破 立ち上がり20分で3得点の速攻劇

守護神チェフがマンUの前に立ちはだかる

 ファン・ハール監督は、劣勢を覆そうとハーフタイムに2枚代えに打って出る。右サイドバックのダルミアンに代えてDFバレンシア、FWメンフィス・デパイを下げてMFマルアン・フェライニをトップ下に入れ、左にFWウェイン・ルーニーを回し、FWアンソニー・マルシアルが1トップの4-2-3-1システムに変更した。
 後半はマンUが圧倒的にボールをキープする展開になったが、ゴール前を崩すには至らない。そして、エリア外からのシュートに対してはアーセナルのGKペトル・チェフが立ちはだかった。後半立ち上がりのヤングのミドル、後半18分のルーニーのミドルを共に素晴らしい反応でセーブ。23分にはスルーパスに反応してGKと1対1に成りかけたMFバスティアン・シュバインシュタイガーに対して距離を詰めてシュートを打たせず。ユナイテッドに反撃の糸口を与えなかった。
 結局、最後までゴールを割ることができず。一方のアーセナルも数回あったカウンターでの決定機で得点を奪うことはできなかった。前半20分からスコアは動かずに終了。赤い悪魔は、プレミアの名門対決で、0-3という思わぬ大差で敗れた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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