“大敗”チェルシーの監督解任論に元英代表DFが待った! 「信念を持っているかが問われる」
ネビル氏は「質の高いサッカーを望むなら」サッリ監督を続投させるべきと主張
チェルシーは10日に行われたプレミアリーグ第26節でマンチェスター・シティと対戦し、0-6の大敗を喫した。この大敗はチェルシーにとって、プレミアリーグの歴史上で最悪の結果となったが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のコメンテーターを務める元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は「チェルシーはマウリツィオ・サッリ監督を守るべき」と、自身の見解を示した。
チェルシーにとっては悪夢の1日となった。前半4分にイングランド代表FWラヒーム・スターリングに先制点を奪われると、同13、19分には、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに連続ゴールを献上。同25分にはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンにミドルを流し込まれると、後半に入っても相手の攻撃を防ぎ切ることができず、アグエロ、スターリングに追加点を奪われて6失点の大敗を喫した。
目を覆いたくなるような結果を突きつけられたチェルシーの周囲では、すぐさまサッリ監督の解任論が飛び交いつつある。そんななか、「スカイ・スポーツ」のポッドキャストに出演したネビル氏は「チェルシーは忍耐強く、サッリ監督を留めるべきだ」と主張する。一方で、チェルシーがイタリア人指揮官を解任することは避けられないかもしれないと認めている。
「もし、クラブの会長が本当に質の高いサッカーを望んでいるのであれば、変化を乗り越えなければならない。今はその歩みを弱める時ではないと思う。24~48時間のうちに、チェルシーが質の高いサッカーを追求したいという信念を持っているかどうかが分かるはずだ」
またネビル氏は、「フットボールのスタイルを変えることを考えているのであれば、彼らは監督を固定しなければならない。以前、起こったことに戻るようなことはしないはずだ」と続けた。これまで短期間のうちに、次々と監督を交代させてきたチェルシーだが、衝撃的な大敗で解任の噂も出ているサッリ監督には、果たしてどんな結末が待っているのだろうか。
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