チェルシー、サッリ監督の去就問題が過熱 「次期指揮官予想オッズ」で最有力は…

去就問題が取り沙汰されているサッリ監督【写真:Getty Images】
去就問題が取り沙汰されているサッリ監督【写真:Getty Images】

シティ戦大敗でチームに暗雲 オッズ1番手はチェルシーOBのランパード監督

 チェルシーは現地時間10日のプレミアリーグ第26節でマンチェスター・シティに0-6と大敗。直近4試合で3敗目、6位に転落するなど大失速で、今季就任したマウリツィオ・サッリ監督の去就問題も取り沙汰されるようになっている。そんななか、大手ブックメーカー「ベット・ビクター」は、チェルシー次期監督の予想オッズを公開。最有力候補に元イングランド代表MFフランク・ランパード氏の名前が挙がった。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 シティに0-6と完敗を喫したチェルシーは、UEFAヨーロッパリーグ圏外の6位に転落。プレミアリーグ優勝はおろか、トップ4入りにも暗雲が立ち込め始めた。試合後には、サッリ監督の去就問題にも話が及んでいる。

 計11名が次期監督候補にリストアップされたなか、最有力となったのは現役時代にチェルシーで13年間を過ごしたランパード氏だ。2017年2月の現役引退後、古巣チェルシーの下部組織でコーチを務め、2018年にイングランド2部のダービー・カウンティで監督としてのキャリアをスタートさせた。そんなランパード氏のオッズは「3倍」の高評価。今度は監督としてチェルシーで輝くことを期待されているようだ。

 2番手は、レアル・マドリードを前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇に導き、電撃退任した元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏でオッズは「8倍」。現在チェルシーのアシスタンコーチを務める元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ氏が3番手で「9倍」と続いた。

 アトレチコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督、マンチェスター・ユナイテッドを昨年12月に解任となったジョゼ・モウリーニョ氏、元リバプール監督のブレンダン・ロジャーズ氏(現セルティック監督)、ユベントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリ監督とウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピーリト・サント監督が4番手タイの「13倍」。昨年ロシア・ワールドカップでフランス代表を世界一に導いたディディエ・デシャン監督、スペイン代表のルイス・エンリケ監督、元チェルシー監督のフース・ヒディンク氏が「17倍」で5番手タイに肩を並べた。

 果たしてチェルシーは、チームを立て直すべく新監督を招くことになるのだろうか。

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