乾が新天地デビュー戦で躍動 現地メディア速報「アラベスでの最初の瞬間を楽しんだ」
レバンテ戦で右ウイングとして先発出場 積極的にシュートを放つなど2-0の勝利に貢献
スペイン1部アラベスに移籍した日本代表MF乾貴士は、現地時間11日のリーガ・エスパニョーラ第23節レバンテ戦で新天地デビュー。右ウイングで先発出場すると後半43分までプレーし、2-0の勝利に貢献した。アラベスは連敗を3でストップし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位に再浮上。現地メディアも乾のデビュー戦を「アラベスでの最初の瞬間を楽しんだ」「ベティスをELゾーンから追い出す」と報じている。
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アジアカップ参戦中の1月24日に、ベティスからアラベスへの期限付き移籍が決定した乾。7日の入団会見では「(ポジションは)出られればどこでもいい」と話していたなか、主戦場の左ではなく、右ウイングでスタメンに名を連ねた。
前半9分にノールックで相手の股を抜くスルーパスを見せると、同16分にはアルゼンチン代表FWジョナタン・カレリのシュートがクロスバーを直撃したこぼれ球に反応したが、ヘディングシュートは枠を捉えられず。そんななか、前半23分に乾が獲得した右CKを起点に、最後はスペイン人DFビクトル・ラグアルディアが頭で決めてアラベスが先制する。
乾は1-0で迎えた後半16分に左足でシュートを放つも、レバンテGKアイトール・フェルナンデスに阻まれて得点ならず。同27分にもカウンターのチャンスでロングシュートを試みるなど、積極的にゴールを狙った。後半43分、交代でピッチを後にする際には、本拠地のサポーターから大きな拍手が送られた。
アラベスは後半アディショナルタイムに、スペイン人MFジョニーがダメ押し点を奪い、2-0で勝利。連敗を3でストップして5試合ぶりの勝利を収めるとともに、乾の古巣であるベティスを抜いてEL出場圏内の6位に再浮上した。
スペイン紙「マルカ」は、「アラベスでの最初の瞬間を楽しんだ」と速報。スペインメディア「デスマルケ」も「アラベスのタカシ・イヌイがベティスをELゾーンから追い出す」と伝えた。
アラベスデビュー戦で躍動した乾。シーズン終盤戦に向けた巻き返しが楽しみだ。
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