中国移籍のフェライニ、“新しい冒険”に意欲 マンU退団は「正しいタイミングだった」
10年半のプレミア生活に別れ 移籍の理由のほか、PSGからオファーがあったとも告白
アフロヘアーがトレードマークの長身MFマルアン・フェライニは、今冬にマンチェスター・ユナイテッドから中国1部の山東魯能へ移籍した。フランスメディアで移籍は「正しいタイミングだった」とし、新たなチャレンジへの意欲を語っている。昨夏には欧州屈指の名門パリ・サンジェルマン(PSG)からのアプローチがあったことも認めた。
ベルギー代表のフェライニは2008年から13年までエバートン、13年から今年1月までユナイテッドとプレミアで10年以上に及ぶキャリアを歩んできた。31歳となったアフロマンは今冬に中国への移籍を決意し、初めて欧州以外でのプレーを決断した。フランスのテレビ局「テレフット」でこのように語っている。
「(ユナイテッドから)離れるのは正しいタイミングだったと思う。イングランドに来てから10年半が経った。素晴らしいシーズンを過ごした。僕は新しいチャレンジ、新しい冒険がしたいんだ」
欧州でのキャリアを礎に、アジアで新たな一歩を踏み出すことになったフェライニだが、今季開幕前には別の欧州トップクラブへ渡る可能性もあったのだという。フェライニは「昨夏にPSGと契約する可能性があった?」との質問に「イエス」と答え、タレント軍団のフランス王者から接触があったことを認めている。
また、フェライニは「PSGでプレーしたかった?」という質問にも「イエス」と回答。ユナイテッドとPSGはUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で激突するため、フェライニにとっては大舞台での古巣対決というシナリオが実現した可能性があったようだ。
PSG移籍が決定しなかった理由について「トーマス・トゥヘル監督が獲得を望まなかったのか?」という質問も飛び出したが、フェライニはこれについて「ノー」と答えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)