モウリーニョ時代は「冷笑の的だった」 マンUの英代表DF、不振時の惨状を告白
フルハム撃破で今季初のトップ4入り DFジョーンズも納得「改善したことを証明した」
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間9日、敵地で行われたプレミアリーグ第26節フルハム戦で3-0の勝利を収め、今季初となる“トップ4入り”を果たした。ユナイテッドのイングランド代表DFフィル・ジョーンズは、ジョゼ・モウリーニョ前監督の下で不振に喘いだシーズン序盤は「冷笑の的」と語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が伝えた。
開幕から不振が続いたユナイテッドは昨年12月にモウリーニョ前監督を解任。その後、同クラブOBのオレ・グンナー・スールシャール氏が暫定監督として就任した。それ以降の公式戦10試合で9勝1分けと息を吹き返すと、第26節フルハム戦も勝利して直近11試合で10勝目を挙げ、勝ち点51でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に浮上している。スールシャール暫定監督は、クラブでサー・アレックス・ファーガソン氏以来となるプレミアの月間最優秀監督に選ばれた。
シーズン序盤は負傷離脱していたジョーンズは、スールシャール監督就任後にはレギュラーに定着。フルハム戦後には、「我々にとっては大一番だった。トップ4に入れることが分かっていたからね」と、CL出場権獲得に向けて重要な試合だったと振り返っている。
また、4位浮上が精神的に大きな後押しになるかと聞かれると、「もちろん、ものすごく大きい。今は、周囲の人々が我々のことを真剣に受け止めてくれるだろう? シーズン序盤では少し冷笑の的だったかもしれないけど、今は明らかに違う。我々は直近10~12試合で改善したことを証明したし、今も良くなり続けている」と述べた。
一時は13位にまで転落したユナイテッドで、その頃にトップ4の話をすると笑われたというジョーンズだが、驚異的な巻き返しでトップ4入りを果たした。最終的にCL出場権を獲得し、冷笑した周囲を見返すことができるか、今後も注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)