マンUのDFスモーリングが約2カ月ぶりに先発出場 早期復帰の要因は菜食主義にあり
イングランド代表DFが明かすベジタリアンの利点 「体の回復がはるかに早くなった」
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFクリス・スモーリングは、現地時間9日に行われたリーグ第26節のフルハムに出場し、3-0とクリーンシートでの勝利に貢献した。負傷して以来およそ2カ月ぶりに先発出場を果たしたスモーリングは、菜食主義にしてから体の回復がはるかに早くなったと主張。負傷から早期復帰できた理由を英衛星放送「スカイ・スポーツ」に明かしている。
スモーリングは2018年12月8日に行われたホームでのフルハム戦で負傷交代し、その後はチームから離脱していた。そして9日のフルハム戦で先発に名を連ね、約2カ月ぶりの復帰を果たしていた。復帰戦の前に「スカイ・スポーツ」の取材に応じたスモーリングは、肉、魚、卵、乳製品の摂取を止めて恩恵を受けていると答えている。
「ハムストリングのテストをしたが、前回よりも35%増加していたし、エクササイズバイクでの力の出力も上がっていた。日々強くなっているし、良い結果も出ている」
また、スモーリングは怪我からの回復についても言及。「腱炎や試合後のリカバリーは大幅に改善された」と、以前よりも早く回復するようになったと主張している。そして、ベジタリアンとなるまでの過程に関しても話している。
「その他のスポーツ選手も、(ベジタリアンになったことで)好調になり、それを前向きに話している。私は、栄養士やシェフと違った選択肢についても話し合った。妻のサム、それに家にあるものの影響を多大に受けることになったんだ。シェフはベジタリアン用の食事を作ってくれて、他の多くのアスリートが良いと考え得ている素晴らしいものを作ってくれる」
最後にスモーリングは妻と一緒にスーパーマーケットで買い出しすることも明かし、「タイ料理、ヤムイモのジャマイカ風シチュー、カボチャとサツマイモが好きだ」と、菜食主義になってから気に入っている食べ物を挙げた。
市場調査会社ニールセン社の調べによると、現在のイギリスでの菜食主義者の市場価値は4億4300万ポンド(約630億円)と言われていて、フードデリバリーを行う「ジャスト・イート」は、肉抜きを依頼する割合が9,87倍に上昇。英国での菜食主義市場は拡大の一途で一大ブームとなっている。スモーリングもその流行に乗ったようだが、アスリートとしても恩恵を受けていることを強調している。
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