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虎視眈々とミランでの復権を狙う前任の10番 本田の新たなライバルとなるか
ミランでの経験と実績もあるだけに…
「ミランの10番」は半年間の空席を経て、14年1月から本田が“後任”を務めている。1986年6月生まれの本田と87年3月生まれのボアテングは、日本風に言えば同学年。仮に冬の移籍市場でボアテングの加入が決定すれば、同世代のプリンスは本田にとって最大のライバルになるだろう。そのプレースタイルはパンチ力のあるミドルシュートと、前線の選手を追い越してエリア内に進出するという、ゴールに直結するもの。ある意味で、イタリア人好みのトップ下と言える。
本田を含めてすでに3選手がトップ下でテストされるなか、いまだに合格点を与えられた存在はいない。ミラン愛に溢れ、イタリアでの経験と実績があるガーナ代表アタッカーは、虎視眈々とロッソネロでの復権を狙っているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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