アラベス移籍の乾、レバンテ戦でスタメンデビューか 現地紙が“救世主”候補として期待
4-4-2の右サイドでスタメン起用予想 バストンとカレリの2トップにどれだけ絡めるか
日本代表MF乾貴士はアジアカップ中にベティスからアラベスへの期限付き移籍が決まった。振るわなかった今季前半戦の悔しさを、10日に行われるリーガ・エスパニョーラ第23節レバンテ戦でいきなりぶつける機会が巡ってきそうだ。スペイン紙「AS」の試合プレビューでは、4-4-2の右サイドMFでスタメン起用とされている。
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アラベスは混戦模様のリーグ戦で上位争いを繰り広げる健闘を見せてきたが、第20節ヘタフェ戦(0-4)、第21節ラージョ・バジェカーノ戦(0-1)、第22節レアル・マドリード戦(0-3)と3連敗。UEFAヨーロッパリーグ(EL)圏内であるベティスとは同勝ち点の32だが、7位まで順位を下げている。
主力だったスペイン人MFイバイ・ゴメスがアスレティック・ビルバオに移籍するなど戦力ダウンを強いられているなかで、期待を寄せられる存在となるのが乾だ。スペイン紙「マルカ」ではこのように記されている。
「イバイやルベン・ソブリーノ(バレンシアに移籍)といった選手を失ったことで、チーム陣容に影響を与えた。アベラルド監督はその不在を和らげる人材を見つけなければならない。彼はその代役としてイヌイに可能性を感じているだろう。日本人アタッカーはすでにアジアカップ終了後に新たなチームメートと1週間トレーニングに臨んでいる」
今季一番の苦境に立たされたアラベスにとって救世主的存在になれるか、という見立てを示している。ともに今季リーグ戦で4得点ずつを挙げているスペイン人FWボルハ・バストンとアルゼンチン代表FWジョナタン・カレリの2トップと絡むことでどれだけチャンスを作れるか。現地メディアもお手並み拝見、といったところかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)