ミラン黄金期の栄光の10番が本田にダメ出し 「もっとプレーに関与すべき」
今季のチームに足りない「トップ下の創造性」
ACミラン黄金期を支えた「左利きのジェニオ(天才)」デヤン・サビチェビッチ氏が、トップ下の後継者としてMFジャコモ・ボナベントゥーラを推挙。かつて栄光の「10番」を背負った伝説の男は、後継者となる日本代表MF本田圭佑に対して「もっとプレーに関与すべき」と注文を付けている。
1993-94シーズン、サビチェビッチに牽引された”グランデ・ミラン”はバルセロナを破り、UEFAチャンピオンズリーグを制覇した。だが、そんな輝かしい日々はいまや昔。今季のミランも開幕から苦戦が続いており、現在は3勝3敗で11位に沈む。今夏に120億円の補強を行いながらの低迷だ。
「何試合か見たけれど、ミランはもっと勝ち点を取れたと思う。残念だ。フィオレンティーナは(前節の直接対決で勝ち)インテルを独走させなかった。正直言って、今のミランがスクデットを獲得できるとは思わない。トップに近い順位には行けると思う。でも、首位に立つかと言えば、答えはノーだ。
インテル、ローマ、フィオレンティーナは力強いスタートを切った。(不調の)ユーベもいずれ優勝争いに入ってくるだろう。ナポリもそうだ。ミランはトップに近づくために、闘うことはできると思う。(冬の移籍市場が閉まる)1月末に、もっとはっきり評価できると思う」
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