C・ロナウド級ドリブル弾で注目 マンU監督が仏代表FWマルシアルを称賛「才能がある」
フルハム戦、鋭いドリブルから相手2人のプレッシャーをかいくぐってゴール
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアルは、9日に行われたリーグ第26節フルハム戦でドリブルから独走ゴールを奪い、かつてユナイテッドに所属したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の姿を彷彿とさせるプレーだと注目されている。オレ・グンナー・スールシャール暫定監督も「彼には才能がある」と称賛し、ロナウド級のポテンシャルに太鼓判を押した。
マルシアルがとびきりの輝きを放ったのは、フルハム戦の前半23分だった。左サイドのハーフウェーライン付近でパスを受けると、そこから一気に加速。背後からのプレッシャーをもろともせずにドリブルで持ち込み、前に立ちふさがろうとしたDFもスピードで振り切った。GKとの1対1でもシュートをゴール右へ確実に沈め、単独突破からチーム2点目のゴールを挙げた。
このプレーが注目を浴びたのは、かつてチームのエースだったポルトガル代表FWロナウドが同じくフルハム相手に、クレイブン・コテージ(フルハムの本拠地)で圧巻のソロゴールを決めていたからに他ならない。
そのゴールが生まれたのは2007年2月24日。左サイドからスピードに乗ってドリブルで持ち込んだロナウドは1人であっという間にペナルティーエリア内に侵入すると、最後はDF2人のプレッシャーをかいくぐり、迷わずに右足を一閃。シュートはGKの手をかすめてゴール右隅へ決まった。
英紙「ロンドン・イブニングスタンダード」が「アントニー・マルシアルが“フレンチ・ロナウド”の名を与えられる」という見出しで23歳の活躍を報じれば、スールシャール暫定監督も英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューでロナウド級のスーパーゴールを見せたマルシアルのタレント性を称えている。
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