マンU監督、対戦するPSGのネイマール欠場に落胆 「選手たちも彼と対戦したかった」
スールシャール監督がエース不在のPSGを警戒 「ムバッペなどを忘れちゃいけない」
マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。重要な一戦が待ち受けるなか、オレ・グンナー・スールシャール監督はブラジル代表FWネイマールの欠場を“チャンス”ではなく“残念”と感じているようだ。
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ネイマールは1月23日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)ラウンド32のストラスブール戦(2-0)で負傷して途中交代。診断の結果、右足の第5中足骨骨折で10週間離脱の見込みと発表され、CLユナイテッド戦には間に合わないことが確実になった。
英紙「デイリー・メール」によると、スールシャール監督はネイマールについて「非常に卓越した選手であり、我々のファンも彼を見たかっただろう。選手たちもまた彼と対戦したかっただろう」と、ネイマールをオールド・トラッフォードに迎えたかったと語った。
選手時代にはCLでビッグクラブと対戦してきたスールシャール監督は、「私の記憶の一つにあるのは、ジダン、ロナウド、フィーゴ、マルディーニといった最高の選手たちと戦ったことだ。最高の選手を相手に自分の力を試すというのは、楽しみなものなんだよ」とコメント。一流のプレーヤーとの勝負こそ喜びなのだと述べ、対戦相手となるPSGでネイマールが不在になることを残念がった。
「うちの選手たちはぜひともネイマールと戦いたかったと思う。残念ながら彼は欠場するが、キリアン・ムバッペやカバーニ、ディ・マリアなどすべての選手を忘れちゃいけない」
一方で、ネイマールがピッチにいなくともPSGには危険な選手は大勢いると警戒した。
しかし、スールシャール監督が怖い選手として指摘したウルグアイ代表FWエディソン・カバーニは、9日のリーグ・アン第24節ボルドー戦(1-0)で負傷。12日のCLに間に合うかどうかは不透明で、PSGは前線2人が故障という状況だ。ネイマールに続きカバーニも欠場となれば、スールシャール監督にとっては“残念”な要素がもう一つ増えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)