「聡明なバックヒール」 リバプールFWの“美技アシスト”に英注目「借りを作った」

リバプールFWフィルミーノ【写真:Getty Images】
リバプールFWフィルミーノ【写真:Getty Images】

リバプールがボーンマスに3-0で勝利 フィルミーノがサラーの得点を鮮やかにお膳立て

 リバプールは現地時間9日、プレミアリーグ第26節ボーンマス戦で3-0と勝利し、首位を奪還した。チーム3点目を演出したブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの絶妙アシストを、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「驚くべきアシストを創出」と称えている。

 2戦連続ドローと足踏みしていたリバプールは、暫定ながらマンチェスター・シティに首位の座を明け渡してボーンマス戦を迎えた。前半24分にセネガル代表FWサディオ・マネが幸先良く先制点を奪うと、同34分にはオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが追加点を上げる。

 そして2-0で迎えた後半3分、自陣の右サイドで得たスローインを受けたマネがギニア代表MFナビ・ケイタに流し、そこからスルーパスを前線に供給。裏に抜け出したフィルミーノがペナルティーエリアに侵入しマークを引きつけると、スペースに走り込んだエジプト代表FWモハメド・サラーに巧みなバックヒールを通し、ダメ押しの3点目をお膳立てした。

「スカイ・スポーツ」は、「サラーのフィニッシュも崇高なものであったが、彼はフィルミーノによる聡明なバックヒールのビジョンに多大な借りを作った」と言及。サラーの的確なシュートを称えつつ、相手守備陣を請け負ったうえで見事なバックヒールアシストを見せたフィルミーノに惜しみない賛辞を送った。

 リバプールはボーンマス戦の勝利により、首位に返り咲き。19日にUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦バイエルン戦、23日にリーグ第27節マンチェスター・ユナイテッド戦と強豪相手が続くが、大きく弾みをつけて臨めるだろう。

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