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ベジクタシュ、香川の“お辞儀写真”公開で15万超反響 「ようこそ侍」「マナーも最高」
後半22分から途中出場してホームデビュー ノーゴールも華麗な技術やターンを披露
トルコ1部ベジクタシュに移籍したMF香川真司は、現地時間9日のリーグ第21節ブルサスポル戦で後半22分から途中出場し、ホームデビューを飾った。2試合連続ゴールとはならなかったが、トップ下として随所に存在感を発揮。ベジクタシュ公式インスタグラムは、「ベジクタシュファミリーはシンジ・カガワを受け入れる」と試合前に香川が本拠地のスタンドに向かってお辞儀する写真をアップすると、「ようこそ侍」「実力もマナーも最高」と歓迎の声が上がっている。
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3日のリーグ第20節アンタルヤスポル戦(6-2)で後半36分から途中出場し、3分間で2ゴールを奪う鮮烈デビューを飾った香川は、前節に続いてベンチスタート。前半40分、後半17分に1トップに入ったトルコ代表FWブラク・ユルマズがゴールを挙げ、2-0とリードして迎えた同22分に、オランダ代表MFイェレマイン・レンスとの交代で途中出場した。
本拠地ボーダフォン・パークに香川が姿を現すと、会場に駆け付けた4万人超のベジクタシュサポーターから大きな拍手を受けた香川は、本職のトップ下でプレー。後半25分に敵陣でボールを受け、ブルサスポルのセネガル代表MFステファヌ・バジを背負いながらリフティングするように3連続でボールを蹴り上げてコントロール。その1分後には、左サイドで味方からパスを受け、ペナルティーエリア内に侵入して中央に折り返し、惜しいシーンを作った。
さらに、後半38分にもブルサスポルのトルコ代表DFエルトゥールル・エルソイのプレッシャーを鋭いターンで交わす香川らしいプレーも飛び出したが、この日はデビュー戦の倍近い23分間プレーしたなかでシュートは0本。得点に絡めず、試合は2-0のままでベジクタシュが勝利した。
ベジクタシュ公式インスタグラムは、「ベジクタシュファミリーはシンジ・カガワを受け入れる」と試合前の香川の様子を公開。スタンドのサポーターに向かって笑顔で手を振るとともに、頭を下げてお辞儀で感謝の意を示しており、「ボーダフォン・パークの数千という新しい鷲のサポーターは、日本の挨拶”お辞儀”で歓迎される」とも綴っている。投稿には15万以上の「いいね!」が付けられ、ファンからも「ようこそ侍」「とても素敵な光景」「実力もマナーも最高」「キング」とコメントが寄せられていた。
ゴールでホームデビューを飾ることはできなかったが、しっかりベジクタシュサポーターの心をつかんだようだ。
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