アジア杯から帰還したDF冨安 「かけがえのない経験を手にした」と指揮官も“進化”に期待
シント=トロイデンを率いるブライス監督がアジア杯での活躍に言及
アジアカップで準優勝に終わった日本代表にあって、最も株を上げた選手と言えばDF冨安健洋だろう。188センチの長身とライン統率力、対人プレーでの落ち着きは20歳と思えぬ貫禄で存在感を示したが、代表活動を終えて所属するシント=トロイデンに合流後初戦となる一戦に向け、地元メディアでも期待が高まっている。
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ベルギーのサッカー専門メディア「VOETBAL België」は、「STVV(シント=トロイデン)は力強いトミヤスが復帰してきた」とのタイトルで、現地時間9日に行われるジュピラー・リーグ第25節ベフェレン戦の展望を掲載している。
同メディアは「日本代表のMFであるワタル・エンドウ(遠藤航)はアジアカップでの負傷によって、彼の母国でリハビリに取りかかっている。それは彼の家族と過ごす時間でもある」と遠藤らの離脱に触れるとともに、冨安のアジア杯の活躍ぶりについても「タケヒロ・トミヤスは先週末のアジアカップ決勝でプレーし、素晴らしい働きを見せて日曜日にはシント=トロイデン対オイペン戦を観客として見守った」と記している。
それとともに触れているのはマーク・ブライス監督の“冨安評”だ。
「彼は若くしてかけがえのない経験を手にした。それは彼にとってインパクトの大きいものだったと思うし、彼は今そのメンタルをSTVVに注入しなければいけないし、その姿勢でいれば成功するのは確かだろう」
冨安に対する期待値の大きさを感じさせる。アジア杯期間中には日本の福岡にあるスクールの出身者として、バルセロナの公式サイトでも取り上げられた冨安。将来有望な注目銘柄になりつつある未来のディフェンスリーダーは、ベルギーで今後どのような活躍を見せてくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)