INAC京川舞、2年半ぶりの代表活動で得た収穫 高倉監督を直撃し受けたアドバイスは?
「体力は自信がある。もう一つ上を狙うためには、怖い選手になること」
「高倉さんからは、もう少しFWとしてボールに関わりながらゴールを目指すように、と。INACの試合を観ていて、最後の点を取るところはできている反面、ボールに関わっている時間が少ない、という話をしていただきました。技術的な部分は少しずつミスが減って、レベルアップしていると言っていただけたので、今回の合宿で取り組んだ状況判断や技術の部分を突き詰めていきたいと思います」
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女子サッカー界は2019年にワールドカップ(W杯)という一大イベントを迎え、来年には東京オリンピックが控える。フランスW杯まで残り4カ月、自国での五輪までは残り1年半とアピールの時間は限られるが、京川の頭の中にはしっかりとイメージができている。
「サッカーをやっている以上は、ワールドカップとオリンピックはもちろん目指しています。(代表に)関われない時間が長かったですけど、なでしこジャパンに呼ばれているFWの選手と比べてみても、体力は自分が一番というくらい自信がある。もう一つ上を狙うためには、怖い選手になること。今はまだ簡単なプレーが多かったり、前を向けないシーンも多くて、怖さが欠けていると思います。相手に脅威を与える選手になって、ワールドカップとオリンピックを目指したいです」
2019年の目標に「なでしこジャパン入り」を掲げた京川。円熟味を増した努力家ストライカーは、誰よりもアピールの場に飢えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)