海外から見た「高校サッカー」 “逆輸入”だからこそ分かる日本のスポーツ文化
「ヨコハマ・フットボール映画祭2019」とは…
今年で9回目の開催となる「ヨコハマ・フットボール映画祭」は、サッカーを題材にした映画を集め上映をするイベントで、今回紹介した『足球少年養成』を含む14作品が上映される予定だ。
サッカーを通して文化を知ることをテーマとしたラインナップには、電動車椅子サッカー選手の生き様を描いた作品『蹴る』、グアルディオラ氏が監督を務めたバルセロナの黄金期の秘密に迫る『ボールを奪え パスを出せ/FCバルセロナ最強の証(あかし)』、2022年にカタールで開催予定のワールドカップに潜む影を追い、スタジアム建設現場で働く外国人労働者にスポットを当てた『ワーカーズカップ』などが出揃った。いずれもサッカーをフックに社会問題や海外文化に関して考えさせられる作品が多い。
映画の上映以外にも、サッカー関連のアパレルやグッズ販売、サークル活動などサッカーのさまざまな楽しみ方を提案するマルチカルチャーコンベンションも開催予定となっている。また、映画出演者やスタッフ、ゲストなどと交流を深められるパーティも開催される。他の映画祭と違って文化祭のようなノリで参加できるのも、「ヨコハマ・フットボール映画祭」の良いところだ。
サッカーに関連したさまざまな催しがある「ヨコハマ・フットボール映画祭」は、愛するサッカーを通して自身の知見を広げられるチャンスなのは言うまでもない。映画の上映以外にも、イベント参加後には世界観が変わるかもしれない。
【イベント概要】
「ヨコハマ・フットボール映画祭」
■開催日
2018年2月16日(土)・17日(日)
■開催場所
横浜市開港記念館
(横浜市中区本町1丁目6番地)
■公式サイト
http://2019.yfff.org
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(川原宏樹 / Hiroki Kawahara)