浦和が今季初の対外試合を実施 合計110分の変則マッチで見えた収穫と課題は?

2本目では新加入の山中がアシストを決めるなど5-1と大きくリードを奪って勝利
2本目となった60分の試合では、新戦力もアピールに成功。19分には明治大から新加入のDF岩武克弥がプロ初ゴールを決め、22分には横浜F・マリノスから加入の日本代表DF山中亮輔が、DF森脇良太のサイドチェンジをダイレクトで折り返してMF山田直輝のゴールをアシストした。3バックシステムのワイドに入った山中は「このシステムでワイドに張っているからこそ、相手のラインも見える。裏への飛び出しも意識している」と、順応が進んでいることへの手応えを語った。
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浦和はさらにオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトがPKを決め、U-20日本代表DF荻原拓也やMF柴戸海が追加点。1失点こそあったものの50分のスコアは5-1とし、2本合計では6-3で勝利した。
浦和はオズワルド・オリヴェイラ監督が「最初で最後の練習試合。そして、練習試合はあくまでも練習」と話し、16日に川崎フロンターレと対戦するゼロックス・スーパーカップまで対外試合を組まないことを示唆。ハードに追い込んだキャンプを経て、90分のゲームは一度も行わずに公式戦に突入していくことになった。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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